バックトゥーザフューチャーと聞くと
デロリアン
雷
タイムトラベル
そんな映像的なイメージが真っ先に浮かぶ人が多いと思う。
でもこの映画 本質はSFじゃない。
これは
自分の人生をどう生きるか
過去とどう向き合うか
未来は本当に決まっているのか
という話だ。
主人公のマーティは
最初から特別な才能があるわけでも
強い意志を持っているわけでもない。
むしろ
ちょっと自信がなくて
家庭環境にも不満があって
現状を変えたいけど動けない
ごく普通の若者だ。
そんな彼が過去に飛ばされる。
ここで重要なのは
過去を変えたから未来が変わった
という単純な話じゃない。
過去に行ったことで
父親の弱さを知り
母親の未熟さを知り
家族をただの不満の対象じゃなく
一人の人間として見るようになる。
視点が変わる。
この視点の変化こそが
未来を変える正体だ。
バックトゥーザフューチャーが面白いのは
未来は決まっていない
でも 何もしなくても変わるわけじゃない
という現実的な立場を取っているところ。
未来は白紙だ
と無責任に言わない。
自分の選択と行動が
積み重なった結果として
未来ができる
それだけだ。
映画の中で繰り返し出てくる言葉がある。
未来は君次第だ
というメッセージ。
これ
自己啓発っぽく聞こえるけど
実はかなり厳しい言葉でもある。
誰かのせいにできない
環境のせいにもできない
選ばなかった自分の責任も含めて
未来は自分が引き受けるしかない。
この映画が何十年経っても色褪せないのは
未来を変える方法を
派手な魔法じゃなく
小さな勇気と行動として描いているからだと思う。
一歩踏み出す
怖くても選ぶ
過去を直すんじゃなく
過去の意味を変える。
バックトゥーザフューチャーは
タイムマシンの話じゃない。
今この瞬間をどう生きるか
その問いを
エンタメの皮をかぶせて
めちゃくちゃ楽しく突きつけてくる映画だ。
もし最近
自分の人生が停滞してる気がするなら
もう一度観てほしい。
未来は
まだ決まってない。
次どうするかで変わる。








